Webサイトを使うとき、人は画面上のすべてを公平に見て、十分に考えてから行動しているわけではありません。注意を向けられる範囲、記憶できる量、過去の経験、無意識の思い込みなどに影響されながら、短い時間で判断しています。
このページでは、サンアンドムーンのJOURNALにある認知心理学とUI/UXの記事を、「注意・知覚」「記憶・学習」「判断・意思決定」「行動・モチベーション」「認知負荷・エラー防止」「見え方と感じ方」の6領域に分けました。
いま困っていることから選ぶ
課題に近い領域から読み始めると、必要な記事に早くたどり着けます。
1. 注意・知覚──何が見え、何が見落とされるのか
画面に表示されていても、注意が向かなければ情報は認識されません。視線の動きや見落としの仕組みを知ることは、情報の優先順位と導線を整える出発点になります。
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2. 記憶・学習──覚えやすさと理解しやすさをどう支えるか
ユーザーにすべてを覚えてもらう設計は、負担を増やします。思い出さなくても進める仕組みと、理解を助ける情報のまとまりを考えます。
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3. 判断・意思決定──人はどのように選び、納得するのか
選択は、情報の内容だけでなく、提示される順番や周囲の反応、すでに持っている考えにも左右されます。誘導するためではなく、納得できる判断を支えるために理解したい領域です。
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「速い思考」と「遅い思考」の2つのシステム記事を読む -
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「納得感」をデザインする|認知的不協和とブランディング記事を読む
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4. 行動・モチベーション──次の一歩をどう支えるか
人を無理に動かすのではなく、現在地や結果を分かりやすく伝え、続けやすい環境をつくる。そのための心理的な仕組みを扱います。
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「あと少し」が人を動かす|目標勾配効果記事を読む -
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予測できる報酬より、予測できない報酬|変動報酬記事を読む -
競争意欲はライバルが少ないほど高まる|N効果記事を読む
5. 認知負荷・エラー防止──迷いや間違いをどう減らすか
ユーザーの注意力や記憶力に頼らず、間違えても戻れるようにすることが、安心して使えるインターフェースにつながります。
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「やり直せる」が、信頼を生む|Undo・取り消し可能性記事を読む -
ユーザーは、必ず間違える|エラー前提設計記事を読む
6. 見え方と感じ方──形と色が印象をつくる
同じ内容でも、まとまり方や色によって受け取られ方は変わります。人がどのように形をひとまとまりと見て、色から何を感じ取るのかを知ることは、印象を意図どおりに届けるための土台になります。
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この案内に掲載しきれない関連記事は、「認知心理学とUX」カテゴリからご覧いただけます。認知心理学は、人を思いどおりに動かすための道具ではありません。人が見落とし、忘れ、迷い、間違えることを前提に、より分かりやすく、安心して使える体験を設計するための手がかりです。
まとめ
読む順番に決まりはありません。いま困っていることに近い領域から入るのが、いちばん早く手がかりに届く道です。情報が見落とされるなら「注意・知覚」、内容を覚えてもらえないなら「記憶・学習」、選択肢から決めてもらえないなら「判断・意思決定」、途中で離脱されるなら「行動・モチベーション」、入力や操作を失敗されるなら「認知負荷・エラー防止」、印象が意図どおりに伝わらないなら「見え方と感じ方」から読み始めてください。
執筆・監修

株式会社サンアンドムーン|代表取締役
1976年創業のデザイン事務所を前身に、Webコンサルティング・UI/UXデザインを専門とする。国際標準のUX設計プロセスを学ぶ Google UX Design Professional Certificate を取得し、上級ウェブ解析士 としてデータ主導のサイト改善にも精通。デザイン思考を軸に、ユーザー認知・行動・文脈からWebサイトの課題を捉え直し、成果につながる設計へ落とし込むことを使命としている。システム設計、フロントエンド技術、SEO・パフォーマンス改善まで技術知識を横断し、サイト全体を見通したディレクションを得意とする。自動車メーカー、銀行・クレジットカード、保険などの大手から中小企業まで、数値で検証しながら改善を積み重ねる実践的なコンサルティングを提供している。
























































